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一艘
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いつさう
ふりがな文庫
“
一艘
(
いつさう
)” の例文
船
一艘
(
いつさう
)
造りあげるまでに職工は何人死ぬちふ予算がちやんとしてあるだ。死ねばたつた三百円貰ふきりだ。後に残つた家族が貰ふだ。
ある職工の手記
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
愕
(
おどろ
)
いて
頭
(
つむり
)
を
上
(
あ
)
げると、
今
(
いま
)
しも
一個
(
いつこ
)
の
端艇
(
たんてい
)
が
前方
(
ぜんぽう
)
十四五ヤードの
距離
(
へだゝり
)
に
泛
(
うか
)
んで
居
(
を
)
る、
之
(
これ
)
は
先刻
(
せんこく
)
多人數
(
たにんずう
)
が
乘
(
の
)
つた
爲
(
ため
)
に、
轉覆
(
てんぷく
)
した
中
(
うち
)
の
一艘
(
いつさう
)
であらう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
良寛さんの眼は、
出島
(
でじま
)
の先を通つて、今長崎の港を出てゆくところの、
一艘
(
いつさう
)
の帆船にとまつた。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
月の光に漂ふは
手負
(
ておひ
)
載
(
の
)
せたる船
一艘
(
いつさう
)
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
暴風雨
(
あらし
)
の
中
(
なか
)
に
遊船
(
よつと
)
一艘
(
いつさう
)
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
艘
漢検1級
部首:⾈
15画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥