一塵いちぢん)” の例文
かれまへには、一座いちざなめらかな盤石ばんじやくの、いろみどりあをまじへて、あだか千尋せんじんふちそこしづんだたひらかないはを、太陽いろしろいまで、かすみちた、一塵いちぢんにごりもない蒼空あをぞら
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
大千起滅す一塵いちぢんうち
凡神的唯心的傾向に就て (新字旧仮名) / 山路愛山(著)