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一塵
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いちぢん
ふりがな文庫
“
一塵
(
いちぢん
)” の例文
渠
(
かれ
)
の
前
(
まへ
)
には、
一座
(
いちざ
)
滑
(
なめら
)
かな
盤石
(
ばんじやく
)
の、
其
(
そ
)
の
色
(
いろ
)
、
濃
(
こ
)
き
緑
(
みどり
)
に
碧
(
あを
)
を
交
(
まじ
)
へて、
恰
(
あだか
)
も
千尋
(
せんじん
)
の
淵
(
ふち
)
の
底
(
そこ
)
に
沈
(
しづ
)
んだ
平
(
たひら
)
かな
巌
(
いは
)
を、
太陽
(
ひ
)
の
色
(
いろ
)
も
白
(
しろ
)
いまで、
霞
(
かすみ
)
の
満
(
み
)
ちた、
一塵
(
いちぢん
)
の
濁
(
にご
)
りもない
蒼空
(
あをぞら
)
に
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
大千起滅す
一塵
(
いちぢん
)
の
裡
(
うち
)
凡神的唯心的傾向に就て
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
“一塵”の意味
《名詞》
一つの塵。
極わずかなこと。
(副詞的に)少しも。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥