“十六日”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じふろくにち33.3%
じふろくんち33.3%
じゅうろくんち33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、をがんだところはよ、閻魔樣えんまさまかほふものは、ぼん十六日じふろくにち小遣錢こづかひぜにつておかゝつたときほかは、あま喝采やんやとはかねえもんだ。……どれ、いそがうか。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
今夜こんやはおぼん十六日じふろくんち
とんぼの眼玉 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
夫は上着うわぎをひっかけるが早いか、無造作むぞうさに春の中折帽なかおれぼうをかぶった。それからちょっと箪笥たんすの上の披露式の通知に目を通し「何だ、四月の十六日じゅうろくんちじゃないか?」
たね子の憂鬱 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)