“トウ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:とう
語句割合
14.3%
14.3%
14.3%
14.3%
14.3%
14.3%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ツバキの別種にトウツバキというものがある。徳川時代に支那から渡来した花木で葉も花も木振りもよくツバキに類似している。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
イエホガラカアシタハ迎ウ三トウノ客
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
またngはウまたはイの音になり(「ジャウ」「トウ」「カウ」などの語尾ウ、「ヘイ」「セイ」などの語尾イは、もとngである)
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
蕭条ショウジョウタル孤屋コオク、一トウカス
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
唐ノ頃、トウアリ、先主ノツカアバク。トウ数名。ヒトシク入リシニ、人アリ、燈下ニ対シテヲ囲ムモノ両人、側ニ侍衛ジエイスルモノ十数名ヲ見ル。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
君モ魏ヘクダッテ将来ノ富貴ヲ約束シテハドウカ。君ト漢中王トハ、養父子ノ間ニナッテイルガ、元々、君ハ羅侯子ラコウシノ子デアル。劉氏ノトウハ既ニ漢中王ノ実子ガ継グコトニナッテイル。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其為、かうした催しが、後宮から発起せられて、左右のトウを更衣級から出し、方人カタウドに女房を多く列せしめた。競技者たる読人の中にも、女房が立ち交つてゐる。