“をとゝひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一昨日97.7%
昨一日2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、またいまきず一昨日をとゝひ昨夜ゆうべ怪我けがをしたものとはえぬ、綺麗きれいえて、うまれつき其處そこだけ、いろかはつてえるやうなのに悚然ぎよつとした。
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
れは其樣そんものもらひたくない、おまへそのうんといふはつまらぬところかうといふのではないか、一昨日をとゝひ自家うち半次はんじさんが左樣さうつてたに
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
雪子が繰かへす言の葉は昨日も今日も昨一日をとゝひも、三月の以前も其前も、更に異なる事をば言はざりき、唇に絶えぬは植村といふ名、ゆるし給へと言ふ言葉、學校といひ、手紙といひ、我罪
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)