“をじか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
牡鹿60.0%
小鹿20.0%
雄鹿20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この歌の近くに、「山辺には猟夫さつをのねらひかしこけど牡鹿をじか鳴くなり妻のり」(巻十・二一四九)というのがあるが、この方は常識的に露骨で、まずいものである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
ひろつてたのは雄鹿をじかつのをれやまふかければ千歳ちとせまつふるとく、伏苓ふくれうふものめいたが、なにべつに……尋常たゞえだをんなかひなぐらゐのほそさで、一尺いつしやく有余いうよなり
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)