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れいねん
ふりがな文庫
“れいねん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
例年
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例年
(逆引き)
例年
(
れいねん
)
隣家
(
となり
)
を頼んだ
餅
(
もち
)
を
今年
(
ことし
)
は
自家
(
うち
)
で
舂
(
つ
)
くので、
懇意
(
こんい
)
な車屋夫妻が
臼
(
うす
)
、
杵
(
きね
)
、
蒸籠
(
せいろう
)
、
釜
(
かま
)
まで
荷車
(
にぐるま
)
に積んで来て、
悉皆
(
すっかり
)
舂いてくれた。
隣
(
となり
)
二軒に
大威張
(
おおいばり
)
で
牡丹餅
(
ぼたもち
)
をくばる。
肥後流
(
ひごりゅう
)
の
丸餅
(
まるもち
)
を造る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
例年
(
れいねん
)
のやうに
忙
(
いそが
)
しい
季節
(
きせつ
)
に
日傭
(
ひよう
)
に
行
(
ゆ
)
くことも
出來
(
でき
)
まいし、それにはお
袋
(
ふくろ
)
に
捨
(
す
)
てられた
二人
(
ふたり
)
の
子供
(
こども
)
も
有
(
あ
)
ることだし
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
きのふは
仲秋
(
ちうしう
)
十五夜
(
じふごや
)
で、
無事
(
ぶじ
)
平安
(
へいあん
)
な
例年
(
れいねん
)
にもめづらしい、
一天
(
いつてん
)
澄渡
(
すみわた
)
つた
明月
(
めいげつ
)
であつた。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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