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りうでん
雪の
奇状奇事其
大概は初編に
出せり。
猶軼事有を以此二編に
記す。
已に初編に
載たるも事の
異なるは
不舎して
之を
録す。
盖刊本は
流伝の
広きものゆゑ、初編を
読ざる
者の
為にするの
意あり。
雪の
奇状奇事其
大概は初編に
出せり。
猶軼事有を以此二編に
記す。
已に初編に
載たるも事の
異なるは
不舎して
之を
録す。
盖刊本は
流伝の
広きものゆゑ、初編を
読ざる
者の
為にするの
意あり。
春よりして、
流言妖語、
壯に
行はれ、
十月の
十二日には、
忽ち、
兩水道に
毒ありと
流傳し、
市中の
騷動言ふべからず、
諸人水に
騷ぐこと、
火に
騷ぐが
如し。