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るでん
ふりがな文庫
“るでん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
流伝
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
流伝
(逆引き)
この時の記録は幕府の直轄地内のものだけが、代官某の報告によって、江戸の市中の
好事家
(
こうずか
)
の間にまで
流伝
(
るでん
)
して、幾つもの随筆類に掲げられている。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
その本のなかでは世に
流伝
(
るでん
)
している
中将姫
(
ちゅうじょうひめ
)
の物語が、俗見とは全く違った方角から取扱われている。『死者の書』は鶴見が数年前から見たいと心がけていながら、手に入れ難かった本の一つである。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
自分らの聴き知る限りでは、隠して持ってきた穀物は稲ではなく、おくれてこの
邦
(
くに
)
に
流伝
(
るでん
)
した大麦であった。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
是を海上生活の最も大切な問題として、遊女は歌にうたい、船人は淋しい日にそれを憶い起したので、遠い万葉の昔から、この一語の
流伝
(
るでん
)
は絶えなかったのである。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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