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よろひばし
ふりがな文庫
“よろひばし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鎧橋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鎧橋
(逆引き)
第一の銀行よ。梅「
成程
(
なるほど
)
噂
(
うはさ
)
には聞いて
居
(
を
)
りましたが
立派
(
りつぱ
)
なもんですね……あれは。近「橋だ、
鎧橋
(
よろひばし
)
といふのだ。 ...
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
鎧橋
(
よろひばし
)
に出づ。町の片側は火事なり。その
側
(
かは
)
に面せるに顔、焼くるかと思ふほど熱かりし由。又何か落つると思へば、電線を
被
(
おほ
)
へる
鉛管
(
えんかん
)
の
火熱
(
くわねつ
)
の為に
熔
(
と
)
け落つるなり。
鸚鵡:――大震覚え書の一つ――
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
私はかゝる風景の
中
(
うち
)
日本橋を背にして江戸橋の上より菱形をなした広い水の
片側
(
かたかは
)
には
荒布橋
(
あらめばし
)
つゞいて
思案橋
(
しあんばし
)
、片側には
鎧橋
(
よろひばし
)
を見る眺望をば、其の沿岸の商家倉庫及び街上
橋頭
(
けうとう
)
の繁華雑沓と合せて
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
ムヽウ
私
(
わたし
)
は
随分
(
ずゐぶん
)
好
(
い
)
い
男
(
をとこ
)
ですな。近「ウン……。梅「
私
(
わたし
)
は
此
(
こ
)
の
位
(
くらゐ
)
な
器量
(
きりやう
)
を
持
(
も
)
つてゐながら、
家内
(
かない
)
は
鎧橋
(
よろひばし
)
で
味噌漉
(
みそこし
)
を
提
(
さ
)
げて
往
(
い
)
つた
下婢
(
をんな
)
より悪いとは、ちよいと
欝
(
ふさ
)
ぎますなア。 ...
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
え……本当なれば
私
(
わたし
)
ア
嬶
(
かゝあ
)
を追ひ出しちまひます、へえ
鎧橋
(
よろひばし
)
の
味噌漉提
(
みそこしさ
)
げより
醜
(
わる
)
いてえひどい顔で、
直
(
す
)
ぐにさらけだしちまひます、あなたと三
日
(
か
)
でも
宜
(
い
)
いから一
緒
(
しよ
)
に
成
(
な
)
り
度
(
た
)
いね。
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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