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よろいばし
ふりがな文庫
“よろいばし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鎧橋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鎧橋
(逆引き)
ある時、あんぽんたんが六才か七才だったろう、初夏に、このおじさんと父との真ン中に手をひかれて、
鎧橋
(
よろいばし
)
のたもとの吾妻亭という洋食やへいった。
旧聞日本橋:14 西洋の唐茄子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
そうして
水天宮
(
すいてんぐう
)
前の大きな四つ
辻
(
つじ
)
を
鎧橋
(
よろいばし
)
の方に向いて曲ると、いくらか
人脚
(
ひとあし
)
が薄くなったので、頬を抑えながら後から黙って
蹤
(
つ
)
いて来たお宮を待って肩を並べながら
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
人形町の
水天宮
(
すいてんぐう
)
前から
鎧橋
(
よろいばし
)
を渡り、繁華な町中の道を日影町へと取って芝の公園へ出、赤羽橋へかかり、三田の通りを折れまがり、長い
聖坂
(
ひじりざか
)
に添うて高輪台町へと登って行った。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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