“鉛管”の読み方と例文
読み方割合
えんかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
バクスターは研究に研究をかさねた結果、地中にくだをうずめて、川から水をひくことにした。かれはサクラ号の浴室にそなえてあった、鉛管えんかんを利用した。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
このボタンを押すと、そのガスが、鉛管えんかんをつたって、くらの中へ、おそろしい、いきおいで、ふきだすのだ。
宇宙怪人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
鎧橋よろひばしに出づ。町の片側は火事なり。そのかはに面せるに顔、焼くるかと思ふほど熱かりし由。又何か落つると思へば、電線をおほへる鉛管えんかん火熱くわねつの為にけ落つるなり。