“よはむし”の漢字の書き方と例文
語句割合
弱虫100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕見た様に局部に当(あた)つて、現実と悪闘(あくとう)してゐるものは、そんな事を考へる余地がない。日本が貧弱(ひんじやく)だつて、弱虫(よはむし)だつて、働(はた)らいてるうちは、忘れてゐるからね。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
仕(し)かへしには何時(いつ)でも來(こ)い、薄馬鹿野郎(うすばかやらう)め、弱虫(よはむし)め、腰(こし)ぬけの活地(いくぢ)なしめ、歸(かへ)りには待伏(まちぶ)せする、横町(よこてう)の闇(やみ)に氣(き)をつけろと三五郎(らう)を土間(どま)に投出(なげだ)せば、折(をり)から靴音(くつおと)たれやらが交番(かうばん)への注進(ちうしん)今(いま)ぞしる
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
誰(だれ)だと思(おも)ふ長吉(ちようきち)だ生(なま)ふざけた眞似(まね)をして後悔(こうくわい)するなと頬骨(ほうぼね)一撃(うち)、あつと魂消(たまげ)て逃入(にげい)る襟(ゑり)がみを、つかんで引出(ひきだ)す横町(よこてう)の一むれ、それ三五郎(らう)をたゝき殺(ころ)せ、正太(しようた)を引出(ひきだ)してやつて仕舞(しま)へ、弱虫(よはむし)にげるな
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)