“みゝたぼ”の漢字の書き方と例文
語句割合
耳朶100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右から来る矢をカワすべくくびを左へじた途端に、矢は顔の右半面をさっとかすって、そこに凸出とっしゅつしていた肉片の幾分と軟骨とを、———つまり、彼の右の耳朶みゝたぼを、———さらって行った。
薄紅ときいろ撫子なでしこと、藤紫ふじむらさき小菊こぎくかすかいろめく、友染いうぜんそつ辿たどると、掻上かきあげた黒髪くろかみ毛筋けすぢいて、ちらりと耳朶みゝたぼと、さうして白々しろ/″\とある頸脚えりあしが、すつとて、薄化粧うすげしやうした、きめのこまかなのさへ
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
右の耳にいたし候へと被仰候得者おほせられさふらへばかたじけなくも松雪院様雪の如き御手を以て愚老が右の耳朶みゝたぼをお持ちなされ、暫く首のていをお改め被遊あそばされ、鼻声にて低くお笑ひ被成なされ候、瑞雲院様傍より御覧なされ