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みみたぶ
ふりがな文庫
“みみたぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
耳朶
98.2%
耳髱
1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
耳朶
(逆引き)
「人格」、「大事にする」、「当り前」、こんな言葉がそれからそれへとそこに
佇立
(
たたず
)
んでいる彼女の
耳朶
(
みみたぶ
)
を
叩
(
たた
)
きに来るだけであった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ああ、うつくしい白い指、
結立
(
ゆいた
)
ての品のいい
円髷
(
まるまげ
)
の、
情
(
なさけ
)
らしい
柔順
(
すなお
)
な
髱
(
たぼ
)
の
耳朶
(
みみたぶ
)
かけて、雪なす
項
(
うなじ
)
が優しく清らかに
俯向
(
うつむ
)
いたのです。
雪霊記事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
みみたぶ(耳朶)の例文をもっと
(50作品+)
見る
耳髱
(逆引き)
耳髱
(
みみたぶ
)
がブルブル
顫
(
ふる
)
えていた。色がだんだん紅くなった。バッチリ噛み切る歯音がした。鬢の垂れ毛を噛み切ったらしい。
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
彼女は
耳髱
(
みみたぶ
)
に注意した。耳髱はいつもピンク色であった。それが彼女を若々しく見せた。
銀三十枚
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
総髪の裾が両肩の上に、ゆるやかに波を打っていた。その顔色は陶器のようで、ひどく冷たくて蒼白かった。眼の形は
鮠
(
はや
)
のようであった。眼尻が長く切れていた。
耳髱
(
みみたぶ
)
へまで届きそうであった。
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
みみたぶ(耳髱)の例文をもっと
(2作品)
見る
“みみたぶ”の意味
《名詞》
耳の下に垂れ下がるやわらかい肉。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
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