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耳髱
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みみたぶ
ふりがな文庫
“
耳髱
(
みみたぶ
)” の例文
耳髱
(
みみたぶ
)
がブルブル
顫
(
ふる
)
えていた。色がだんだん紅くなった。バッチリ噛み切る歯音がした。鬢の垂れ毛を噛み切ったらしい。
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
彼女は
耳髱
(
みみたぶ
)
に注意した。耳髱はいつもピンク色であった。それが彼女を若々しく見せた。
銀三十枚
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
総髪の裾が両肩の上に、ゆるやかに波を打っていた。その顔色は陶器のようで、ひどく冷たくて蒼白かった。眼の形は
鮠
(
はや
)
のようであった。眼尻が長く切れていた。
耳髱
(
みみたぶ
)
へまで届きそうであった。
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
耳
常用漢字
小1
部首:⽿
6画
髱
漢検1級
部首:⾽
15画
“耳”で始まる語句
耳
耳朶
耳許
耳目
耳語
耳門
耳環
耳盥
耳面刀自
耳障