“耳髱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みみたぶ50.0%
みみたぼ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
耳髱みみたぶがブルブルふるえていた。色がだんだん紅くなった。バッチリ噛み切る歯音がした。鬢の垂れ毛を噛み切ったらしい。
銅銭会事変 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
彼女は耳髱みみたぶに注意した。耳髱はいつもピンク色であった。それが彼女を若々しく見せた。
銀三十枚 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
どこがいい? 額にしようか頬にしようか? 眼につければ眼が潰れる、鼻へ付ければ鼻がもげる、耳へ付ければ耳髱みみたぼが、木の葉のように落ちてしまう! さあさあさあ、それそれそれ!
神秘昆虫館 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「左の耳髱みみたぼが千切れている!」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)