“みなみむ”の漢字の書き方と例文
語句割合
南向100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梅(うめ)はもと/\土地(とち)の乾(かわ)いた日當(ひあた)りのよいところに適(てき)し、陰地(かげち)には、ふさはない木(き)ですから、梅林(うめばやし)を作(つく)るには、なるべく南向(みなみむ)きで土地(とち)の傾斜(けいしや)したところがよいのです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
さう呟(つぶや)きながら、私(わたし)は部屋(へや)の隅(すみ)から枕(まくら)を巡(めぐ)らして、明(あか)るい障子(しやうじ)の方(はう)にその面(おもて)を向(む)けた。南向(みなみむ)きといふ事(こと)は何(なん)といふ幸福(かうふく)な事(こと)であらう、それは冬(ふゆ)の滋養(じやう)を大半(たいはん)領有(りやういう)する。
日の光を浴びて (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
紫(むらさき)の香煙(こうえん)が、ひともとすなおに立昇(たちのぼ)って、南向(みなみむ)きの座敷(ざしき)は、硝子張(ギヤマンばり)の中(なか)のように暖(あたた)かい。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)