“みづあさぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水浅黄42.9%
水浅葱28.6%
水淺葱14.3%
水淺黄14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
色白の首筋に紺の腹がけ、さりとは見なれぬ扮粧いでたちとおもふに、しごいて締めし帯の水浅黄みづあさぎも、見よや縮緬ちりめん上染じようぞめゑりの印のあがりも際立きわだちて、うしろ鉢巻きに山車だしの花一
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
水淺葱みづあさぎしろかさねたすゞしい涼傘ひがさをさしたのが、すら/\とさばつまを、縫留ぬひとめられたやうに、ハタと立留たちどまつたとおもふと、うしろへ、よろ/\と退しさりながら、かざした涼傘ひがさうち
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
色白いろじろ首筋くびすぢこんはらがけ、さりとはなれぬ扮粧いでだちとおもふに、しごいてめしおび水淺黄みづあさぎも、よや縮緬ちりめん上染じやうぞめえりしるしのあがりも際立きわだちて、うしろ鉢卷はちまきに山車だしはな
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)