“まんかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
満開80.0%
滿開20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ヤマユリはりっぱなユリであって、関東諸国に野生やせいし、また人家にも作られている。大きな花が咲き、その満開まんかいの時はよくにおう。その花蓋片かがいへん元来がんらいは白色だが、片面に褐赤色かっせきしょく斑点はんてんがある。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
やまを一つすと、すでにさくらはな満開まんかいでした。あるちいさなえきにさしかかるまえさくらのある土手どてで四、五にん工夫こうふが、ならんでつるはしをげて線路せんろなおしていました。
汽車は走る (新字新仮名) / 小川未明(著)
東京とうきようでは一月いちがつ中旬ちゆうじゆんつぼみひらはじめ、二月にがついたつて滿開まんかいし、三月さんがつ上旬じようじゆんまではなひらきつゞけてゐます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)