“まちあ”の漢字の書き方と例文
語句割合
待合100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大佐閣下たいさかくかよ、されば吾等われら兩名りようめいいまよりいそ印度國インドこくコロンボのみなといたり、十二しゆ秘密藥液ひみつやくえき凖備とゝのへて、本月ほんげつ二十五にち拂曉ふつげうまでには、電光艇でんくわうてい待合まちあはすべきはづ橄欖島かんらんたうまでおもむかねばなりません。
もちものはおあんなさるし……では、うなさるとい。……日當ひあたりに御難儀ごなんぎでも暫時しばらく此處こゝにおいでなすつて、二三にんだれるのを待合まちあはせて、それとなく一所いつしよらしつたらいでせう。……
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ですから、矢張やつぱ人通ひとゞほりをお待合まちあはせなさるがい。
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)