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まちあい
何かの会合の
崩れで、
近松秋江、
長田幹彦、私、それに樗陰が加わって、
神楽坂の
待合で遊んだことがあったが、誰も懐中は乏しかったので
これは「ひやっこい/\」の水売で、処々にあった
水茶屋というのは別なもの、今の
待合です。また貸席を兼ねたものです。
……これだと料理屋、
待合などの娘で、
円髷に
結った三十そこらのでも、
差支えぬ。むかしは江戸にも
相応しいのがあった、
娘分と云うのである。
“まちあい”の意味
《名詞》
まちあわせること。また、そのような場所。
茶室に付属し、茶室が空くのを待つための部屋。
芸妓を呼び遊興する茶屋。待合茶屋。
(出典:Wiktionary)