“ほなが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
穂長50.0%
穗長50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒人くろんぼの給仕に導かれて、燈籠とうろうの影へあらわれたつけね——主人の用に商売あきないものを運ぶ節は、盗賊どろぼうの用心にきっと持つ……穂長ほながやりをねえ、こんな場所へは出つけないから
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
……そして車に着いた商人あきんどの、一人々々、穂長ほながやりいたり、かついだりしてく形が、ぞろ/\影のやうに黒いのに、椰子やしの茂つた上へ、どんよりと黄色に出た、月のあかりで、白刃しらはばかりが
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
黒人くろんぼ給仕きふじみちびかれて、燈籠とうろうかげあらはれたつけね——主人しゆじんよう商賣あきなひものをはこせつは、盜賊どろばう用心ようじんきつつ……穗長ほながやりをねえ、こんな場所ばしよへはつけないから
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
……そしてくるまいた商人あきんどの、一人々々ひとり/\穗長ほながやりいたり、かついだりしてかたちが、ぞろ/\かげのやうにくろいのに、椰子やししげつたうへへ、どんよりと黄色きいろた、つきあかりで、白刃しらはばかりが
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)