“ふりつも”の漢字の書き方と例文
語句割合
降積100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またまへつた、ものすごくらよるも、として、なつかしいひとおもへば、降積ふりつもあられも、白菊しらぎく
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
小屋のうちにはただこればかりでなく、両傍りょうわきうずたかく偉大な材木を積んであるが、そのかさは与吉のたけより高いので、わずか鋸屑おがくず降積ふりつもった上に、小さな身体からだ一ツ入れるより他に余地はない。
三尺角 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
小屋こやうちにはたゞこればかりでなく、兩傍りやうわきうづたか偉大ゐだい材木ざいもくんであるが、かさ與吉よきちたけよりたかいので、わづか鋸屑おがくづ降積ふりつもつたうへに、ちひさな身體からだひとれるよりほか餘地よちはない。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)