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はこばしご
ふりがな文庫
“はこばしご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
箱梯子
55.6%
箱梯
22.2%
匣階
11.1%
箱階子
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
箱梯子
(逆引き)
その理由は
啻
(
ただ
)
に男女相思の艶態に恍惚たるがためのみに
非
(
あら
)
ず、人物と調和せるその背景が常に
清洒
(
せいしゃ
)
なる
小家
(
こいえ
)
の
内外
(
ないがい
)
を描き、
格子戸
(
こうしど
)
小庭
(
こにわ
)
欞子窓
(
れんじまど
)
より
枕
(
まくら
)
屏風
(
びょうぶ
)
長火鉢
(
ながひばち
)
箱梯子
(
はこばしご
)
竈
(
かまど
)
等に至るまで
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
はこばしご(箱梯子)の例文をもっと
(5作品)
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箱梯
(逆引き)
(前にもいへり)
往来
(
ゆきゝ
)
の
路
(
みち
)
にも掘あげありて山をなすゆゑ、春雪のこほるにいたれば、この雪の山に
箱梯
(
はこばしご
)
のごとく
階
(
だん
)
を
作
(
つく
)
りて往来のたよりとす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
はこばしご(箱梯)の例文をもっと
(2作品)
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匣階
(逆引き)
人の
足立
(
あしたて
)
がたき処あれば一
条
(
でう
)
の
道
(
みち
)
を
開
(
ひら
)
き、春にいたり雪
堆
(
うづだか
)
き所は
壇層
(
だん/\
)
を作りて
通路
(
つうろ
)
の
便
(
べん
)
とす。
形
(
かたち
)
匣階
(
はこばしご
)
のごとし。
所
(
ところ
)
の
者
(
もの
)
はこれを
登下
(
のぼりくだり
)
するに
脚
(
あし
)
に
慣
(
なれ
)
て
一歩
(
ひとあし
)
もあやまつ事なし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
はこばしご(匣階)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
箱階子
(逆引き)
二十三夜の晩……客の所望によって
一節切
(
ひとよぎり
)
の『吉野山』を吹いていますとね、お茶の通いをする小坊主が
箱階子
(
はこばしご
)
をトントンと上って来る足音を聞いて、ああ油をこぼすよと言う途端
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
はこばしご(箱階子)の例文をもっと
(1作品)
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