“ねつちう”の漢字の書き方と例文
語句割合
熱中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごろに、坪井博士つぼゐはかせられたが、發掘はつくつよりは、焚火たきびはうさかんで格別かくべつことはなく、談話だんははうにばかり熱中ねつちうしてると、兒島邸こじまてい侍女じぢよ牛乳入ミルクいり珈琲コーヒー持運もちはこんでた。
各自かくじまへぜにはどつぺをてたものひとつづゝられてたれまへにもまつたくなくなつたときまたさらかれるのである。彼等かれらはそれに熱中ねつちうしてまつたわすれてる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)