“ぬが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
80.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衣物きものれたやうだな、ぬがせたらよかつぺ、それにひどよごれつちやつたな」亭主ていしゆはいつてまくつた蒲團ふとんあてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
改むるに金子二十兩有て着類きるゐは見えず是は賣代うりしろなせしやと女房を見れば貧家に似合にあはず下に絹物きぬものを着込居るゆゑぬがせて見れば男小袖こそでなり是はと役人共も思ひすぐさま手配をなしてしやう兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
諾児汝うべこなわぬに恋ふなもつくぬがなへ行けばこふしかるなも (同・三四七六)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)