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にしかぜ
ふりがな文庫
“にしかぜ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
西風
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西風
(逆引き)
ヒガネと
讀
(
よ
)
む、
西風
(
にしかぜ
)
の
寒
(
さむ
)
きが
當
(
たう
)
熱海
(
あたみ
)
の
名物
(
めいぶつ
)
なりとか。
三島街道
(
みしまかいだう
)
に
十國峠
(
じつこくたうげ
)
あり、
今日
(
こんにち
)
は
風
(
かぜ
)
凪
(
な
)
ぎ
氣候
(
きこう
)
温暖
(
をんだん
)
。
日
(
ひ
)
に
三度
(
さんど
)
雲
(
くも
)
の
如
(
ごと
)
き
湯氣
(
ゆげ
)
を
卷
(
ま
)
いて
湧
(
わ
)
き
出
(
い
)
づる
湯
(
ゆ
)
は
實
(
じつ
)
に
壯觀
(
さうくわん
)
に
御座候
(
ござさふらふ
)
。
後便
(
こうびん
)
萬縷
(
ばんる
)
敬具
(
けいぐ
)
熱海の春
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
三時の
茶菓子
(
おやつ
)
に、
安藤坂
(
あんどうざか
)
の
紅谷
(
べにや
)
の
最中
(
もなか
)
を食べてから、母上を相手に、
飯事
(
ままごと
)
の遊びをするかせぬ
中
(
うち
)
、障子に映る
黄
(
きいろ
)
い夕陽の影の見る見る消えて、
西風
(
にしかぜ
)
の音、樹木に響き、座敷の
床間
(
とこのま
)
の黒い壁が
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ゆふべ
西風
(
にしかぜ
)
吹き落ちて
若菜集
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
にしかぜ(西風)の例文をもっと
(10作品)
見る
“にしかぜ”の意味
《名詞》
にしかぜ【西風】
西から吹いてくる風。
(出典:Wiktionary)
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