トップ
>
なづけ
ふりがな文庫
“なづけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
菜漬
87.5%
名付
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菜漬
(逆引き)
とかく冬中は、御家中の
若殿輩
(
わかとのばら
)
も、足軽などお
下
(
しも
)
の者も、総じて、屋内に引き籠りがちで、
菜漬
(
なづけ
)
を喰うて、湯茶をのんで、
埒
(
らち
)
もないむだ話に、
徒然
(
つれづれ
)
の日を送りがちに見うけられます。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私
(
わし
)
の
処
(
とこ
)
では
茄子
(
なす
)
を何時作った、今年は出来が悪いとか
菜漬
(
なづけ
)
がどうだとかいう話ばかりして居るので面白いわけで東京の人は居ないから話はない、隅の方へ往って湯のはねない
処
(
ところ
)
へ這入って
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
なづけ(菜漬)の例文をもっと
(7作品)
見る
名付
(逆引き)
なし夫より
國許
(
くにもと
)
へ歸れば間もなく
兩人
(
りやうにん
)
の妻
安産
(
あんざん
)
なし金屋の
方
(
かた
)
は女子にて名をお
菊
(
きく
)
と呼び
井筒屋
(
ゐづつや
)
の
方
(
かた
)
は男子にて吉三郎と
名付
(
なづけ
)
互ひの
悦
(
よろこ
)
び大方ならず
豫
(
かね
)
て
約束
(
やくそく
)
の如く
夫婦
(
ふうふ
)
にせんと末を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
伏
(
ふせ
)
たる程の
腫物
(
しゆもつ
)
出來て
病
(
いた
)
むこと甚だしく自由には
起居
(
たちゐ
)
も成ざればお花は又もや
駭
(
おどろ
)
きて以前の醫者を
呼
(
よび
)
て見するに此度は醫師も
首
(
かうべ
)
を傾け是は何共
名付
(
なづけ
)
難き
腫物
(
しゆもつ
)
なり何にもせよ口を明て毒を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
なし妻お八重との
中
(
なか
)
に二人の子を
儲
(
まう
)
け長男を松吉と
呼
(
よ
)
び既に嫁をも娶り妹をお粂と
名付
(
なづけ
)
是も淺草田原町なる花房屋彌吉方へ
縁付
(
えんづけ
)
樣子
(
やうす
)
も好とて夫婦
倶々
(
とも/″\
)
安心なし最早悴松吉に世を讓り
氣樂
(
きらく
)
隱居
(
いんきよ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
なづけ(名付)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
なづ
はづけ