“てきかん”の漢字の書き方と例文
語句割合
敵艦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此方こなた海底戰鬪艇かいていせんとうていは、われ敵抗てきこうする艦隊かんたいありとらば、戰鬪凖備せんとうじゆんびとゝのふるしやおそしや、敵艦てきかん非裝甲軍艦ひさうかうぐんかんならば、併列水雷發射機へいれつすいらいはつしやき使用しようするまでもなく
このてい外形ぐわいけい以上いじやうごとくであるが、さて海底戰鬪艇かいていせんとうてい敵艦てきかん轟沈がうちんするには、如何いかなる方法てだてるかといふに、それは二種にしゆことなつたる軍器ぐんき作用さようるのである。
されば今世紀こんせいきおいもつと進歩しんぽ發達はつたつしてるとせうせらるゝ佛國フツこくシエルブル造船所ざうせんじよ一等潜行艇いつとうせんかうていでも、この二個にこ缺點けつてんのあるため充分じゆうぶん働作はたらき出來できず、首尾しゆびよく敵艦てきかん接近せつきんしながら