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つん
ふりがな文庫
“つん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
劈
30.8%
積
30.8%
突
30.8%
擘
7.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
劈
(逆引き)
其勇ましい
唸
(
うめ
)
きの声が、真上の空を
劈
(
つん
)
ざいて、落ちて
四周
(
あたり
)
の山を動し、反ツて数知れぬ人の
頭
(
こうべ
)
を
低
(
た
)
れさせて、響の
濤
(
なみ
)
の
澎湃
(
はうはい
)
と、東に溢れ西に漲り、
甍
(
いらか
)
を圧し
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
つん(劈)の例文をもっと
(4作品)
見る
積
(逆引き)
随
(
したがつ
)
て
下
(
ふれ
)
ば
随
(
したがつ
)
て
掃
(
はら
)
ふ
処
(
ところ
)
は
積
(
つん
)
で見る事なし。又地にあれば
減
(
へり
)
もする也。かれをもつて是をおもへば、我国の
深山幽谷
(
しんざんいうこく
)
雪の
深
(
ふかき
)
事はかりしるべからず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
つん(積)の例文をもっと
(4作品)
見る
突
(逆引き)
織次は飛んで獅子の座へ
直
(
なお
)
った
勢
(
いきおい
)
。上から新撰に
飛付
(
とびつ
)
く、と
突
(
つん
)
のめったようになって見た。
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
つん(突)の例文をもっと
(4作品)
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擘
(逆引き)
一彎の長汀ただ寂寞として、碎くる浪の咆哮が、容赦もなく人の心を
擘
(
つん
)
ざく。黒一點の楠野君の姿さへ、見る程に見る程に遠ざかツて行く。肇さんの頭は低く垂れた。
漂泊
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
眞上の空を
擘
(
つん
)
ざいて、落ちて
四匝
(
あたり
)
の山を動かし、反つて數知れぬ人の頭を低れさせて、響の濤の澎湃と、東に溢れ西に漲り、甍を壓し、樹々を震わせ…………………………弱り弱つた名殘の音が
漂泊
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
つん(擘)の例文をもっと
(1作品)
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