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つんざか
ふりがな文庫
“つんざか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
劈
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
劈
(逆引き)
積悪の応報
覿面
(
てきめん
)
の末を
憂
(
うれ
)
ひて
措
(
お
)
かざる直道が心の
眼
(
まなこ
)
は、無残にも
怨
(
うらみ
)
の
刃
(
やいば
)
に
劈
(
つんざか
)
れて、路上に
横死
(
おうし
)
の恥を
暴
(
さら
)
せる父が死顔の、犬に
蹋
(
け
)
られ、泥に
塗
(
まみ
)
れて、
古蓆
(
ふるむしろ
)
の陰に
枕
(
まくら
)
せるを、怪くも
歴々
(
まざまざ
)
と見て
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
秘密の雲は、春を射る金鎖の稲妻で、
半
(
なかば
)
劈
(
つんざか
)
れた。眠っていた眼を
醒
(
さま
)
しかけた金鎖のあとへ、浅井君が行って井上の事でも
喋舌
(
しゃべ
)
ったら——困る。気の毒とはただ先方へ対して云う言葉である。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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(2作品)
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