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だいぢしん
九、
大地震の
場合には
水道は
斷水するものと
覺悟し、
機敏に
貯水の
用意をなすこと。
又水を
用ひざる
消防法をも
應用すべきこと。
然しながら
大地震になると、
初期微動でも
決して
微動でなく、
多くの
人にとつては
幾分の
脅威を
感ずるような
大いさの
振動である。
火山は
地震の
安全瓣だといふ
諺がある。これには一
面の
眞理があるように
思ふ。
勿論事實として
火山地方には
決して
大地震を
起さない。
かういふ
長波長の
津浪が
海底の
大地震によつていかにして
起されるかといふに、それは
多く
海底の
地形變動に
基づくのである。