大地震だいぢしん)” の例文
九、 大地震だいぢしん場合ばあひには水道すいどう斷水だんすいするものと覺悟かくごし、機敏きびん貯水ちよすい用意よういをなすこと。またみづもちひざる消防法しようぼうほうをも應用おうようすべきこと。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
おお大地震だいぢしんと猛火
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
しかしながら大地震だいぢしんになると、初期微動しよきびどうでもけつして微動びどうでなく、おほくのひとにとつては幾分いくぶん脅威きよういかんずるようなおほいさの振動しんどうである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
火山かざん地震ぢしん安全瓣あんぜんべんだといふことわざがある。これには一めん眞理しんりがあるようにおもふ。勿論もちろん事實じじつとして火山地方かざんちほうにはけつして大地震だいぢしんおこさない。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
かういふ長波長ちようはちよう津浪つなみ海底かいてい大地震だいぢしんによつていかにしておこされるかといふに、それはおほ海底かいてい地形變動ちけいへんどうもとづくのである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)