“じようたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
状態80.0%
常体20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新石器時代しんせつきじだいになると氣候きこうその世界せかい状態じようたい今日こんにちあまかはつたところなく、たゞ海岸線かいがんせんいまよりも陸地りくちんでゐたといふくらゐにぎないのです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
すなは一時いちじ活動かつどうしたのちは、暫時ざんじ休息きゆうそくして、あるひ硫氣孔りゆうきこう状態じようたいとなり、あるひ噴氣孔ふんきこうとなり、あるひはそのような噴氣ふんきまつたくなくなることがある。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
翌日が覚めると、あたまが大分かろくなつてゐる。寐てゐれば、殆んど常体じようたいに近い。たゞ枕を離れると、ふら/\する。下女がて、大分だいぶ部屋のなか熱臭ねつくさいと云つた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)