“しよくわう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
曙光50.0%
書幌25.0%
初光25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かし姉さん、旧思想の黒雲を誰か先づ踏み破る人が出なければ、世に改革の曙光しよくわうを見ることが出来ないと云ふのが、姉さんの主張ではありませんか、——今ま貴嬢あなたただに旧思想のみならず
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
「声名他日当如此、持贈清香梅一枝」は、霞亭が餞別の詩の末二句である。冢はさきに霞亭がために梅を書幌しよくわうに画いた大塚寿じゆである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
堂に書幌しよくわうが垂れてある。恒心社同人の贈る所で、「冢不騫写大梅、韓君聯玉題詩其上」と云つてある。冢不騫ちようふけん、名は寿じゆ、大塚氏、不騫は其あざな、信濃国奈賀郡なかごほり駒場駅こまばえきの人である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ぼく此小學校このせうがくかうはひわづ四年前よねんぜん此學校このがくかう創立さうりつされたので、それよりさら十年前じふねんぜんのこと、正月元日しやうぐわつぐわんじつあさでした、新年しんねん初光しよくわういままさ青海原あをうなばらはてより其第一線そのだいゝつせんげ、東雲しのゝめ横雲よこぐも黄金色こんじきそま
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)