“しまかげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
島影75.0%
島蔭12.5%
島陰12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風情ふぜいはなくとも、あの島影しまかげにお船をつなぎ、涼しく水ものをさしあげて、やがてお席を母屋おもやの方へ移しませう。
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
櫻木大佐等さくらぎたいさらは二十四夜半やはん電光艇でんくわうていじやうじて、本島ほんたうはなれ、その翌日よくじつ拂曉ふつぎようには、橄欖島かんらんたう島蔭しまかげ到着たうちやくする約束やくそく
艦中かんちう一同いちどうはヒタとなりしづめたのである。たゞ本艦ほんかんこと三海里さんかいり橄欖島かんらんたうおぼしきしま北方ほつぽうあたつて、毒龍どくりようわだかまるがごと二個にこ島嶼たうしよがある。その島陰しまかげから忽然こつぜんとして一點いつてんひかりがピカリツ。