“しちぐわつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
七月100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
去年きよねんことである。一雨ひとあめに、打水うちみづに、朝夕あさゆふ濡色ぬれいろこひしくる、かわいた七月しちぐわつのはじめであつた。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ああ七月しちぐわつ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
時間じかん前後ぜんご汽車きしやは、六月ろくぐわつ七月しちぐわつだと國府津こふづでもうあかるくなる。八月はちぐわつこゑくと富士驛ふじえきで、まだちつたないと、ひがしそらがしらまない。わたし前年ぜんねん身延みのぶまゐつたのでつてる。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)