“ななつき”の漢字の書き方と例文
語句割合
七月100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「だってようよ七月ななつきですもの。私顔も見ませんでしたよ。淡白さっぱりしたもんです」
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
何時までも何時までも人形と紙雛あねさまとをあひ手にして飯事ままことばかりしてゐたらばさぞかし嬉しき事ならんを、ゑゑ厭や厭や、大人に成るは厭やな事、何故なぜこのやうに年をば取る、もう七月ななつき十月とつき
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
すでに七月ななつきしこともなし
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)