“しざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
退88.9%
死座5.6%
四座5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかはあれ、神の聖旨みむねによりてヨルダンの退しざり海の逃ぐるは、救ひをこゝに見るよりもなほあやしと見えしなるべし。 九四—九六
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
と、伴天連と半助は、こう会釈えしゃくをして、すぐに刑吏けいりへさしずして、死座しざをつくらせ、だまりのあなをほらせ、水柄杓みずびしゃくをはこばせる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
どうはそのとたんに死座しざから前向きにガクッとつっぷしてしまう。あの小袖こそでにつけた武田菱たけだびしもんも、しゅまって、もうビクリともしなかった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
須弥壇は四座しざあって、壇上には弥陀みだ観音かんおん勢至せいし三尊さんぞん二天にてん六地蔵ろくじぞうが安置され、壇の中は、真中に清衡きよひら、左に基衡もとひら、右に秀衡ひでひらかんが納まり、ここに、各一口ひとふりつるぎいだき、鎮守府将軍ちんじゅふしょうぐんいんを帯び
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)