“水柄杓”の読み方と例文
読み方割合
みずびしゃく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして婆を追ッかけようとした命松丸は、釜屋の土間の入口で、内からバッと水柄杓(みずびしゃく)か何かでしたたかに、水をぶッかけられていた。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あるものは船板を、あるものは水柄杓(みずびしゃく)を、あるものは長いたわしの柄を、何ものにも換えがたい武器のようにしっかり握っていた。
生まれいずる悩み (新字新仮名) / 有島武郎(著)
と、伴天連と半助は、こう会釈(えしゃく)をして、すぐに刑吏(けいり)へさしずして、死座(しざ)をつくらせ、血(ち)だまりの穴(あな)をほらせ、水柄杓(みずびしゃく)をはこばせる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)