“じさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
示唆50.0%
治左25.0%
退25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
非常の示唆じさたる犬の警告が止んだのは、失火の静鎮から警鐘が鳴りをひそめたと同様で、つまり、何物か一応、外をうかがったものがあるにはあるが、この警告に怖れをなしたと見えて
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
足引あしびきの山中治左じさける太刀たち神代かみよもきかずあはれ長太刀
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
若旦那わかだんな勃然ぼつぜんとしておこるまいか。あと退じさりに跳返はねかへつた、中戸口なかどぐちから、眞暗まつくらつて躍込をどりこんだが、部屋へやそとふるへるくぎごとくに突立つツたつて、こぶしにぎりながら
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)