“ざふだん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雜談75.0%
雑談25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうぞねえお内儀かみさん」老母ばあさんもいつた。内儀かみさんはそれからまたしばら雜談ざふだんをしてみんなわらつてかへつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
立出みちすがら昨夜ゆうべの相方は斯々かく/\なりなどと雜談ざふだんを云つゝ一本のかさに三人が小雨こさめしのぎながら品川を後にして高輪たかなわよりふだつじの方へ差掛さしかゝりける處に夜の引明なれば未だ往來わうらい人影ひとかげもなく向ふを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さてさま/″\の雑談ざふだんのなかにあるじのつま牧之ぼくしに、としこしの夜は鬼のるとて江戸には厄払やくはらひといふものありて鬼をふ事をおもしろくいひたてゝ物乞ものこひすときゝしが、むかしもさる事ありしや