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さがん
ふりがな文庫
“さがん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
左眼
71.4%
左岸
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左眼
(逆引き)
彼は気を
落著
(
おちつ
)
けようとして眼を閉じ、雑念を
拒止
(
きょし
)
して心を落著けて腰を下した。彼は一つのひらたい丸い黒い花が、
黄橙
(
おうとう
)
の
心
(
しん
)
をなして浮き出し
左眼
(
さがん
)
の
左角
(
ひだりかど
)
から漂うて右に到って消え失せた。
幸福な家庭
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
蹴るや
左眼
(
さがん
)
の
的
(
まと
)
それて
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
さがん(左眼)の例文をもっと
(5作品)
見る
左岸
(逆引き)
時
(
とき
)
は
冬
(
ふゆ
)
の
初
(
はじめ
)
で、
霜
(
しも
)
が
少
(
すこ
)
し
降
(
ふ
)
つてゐる。
椒江
(
せうこう
)
の
支流
(
しりう
)
で、
始豐溪
(
しほうけい
)
と
云
(
い
)
ふ
川
(
かは
)
の
左岸
(
さがん
)
を
迂囘
(
うくわい
)
しつつ
北
(
きた
)
へ
進
(
すゝ
)
んで
行
(
ゆ
)
く。
初
(
はじ
)
め
陰
(
くも
)
つてゐた
空
(
そら
)
がやうやう
晴
(
は
)
れて、
蒼白
(
あをじろ
)
い
日
(
ひ
)
が
岸
(
きし
)
の
紅葉
(
もみぢ
)
を
照
(
てら
)
してゐる。
寒山拾得
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
もう役所は
午引
(
ひるびけ
)
になっている。石田は馬に
蹄鉄
(
ていてつ
)
を打たせに遣ったので、司令部から
引掛
(
ひきがけ
)
に、
紫川
(
むらさきがわ
)
の
左岸
(
さがん
)
の狭い道を
常磐橋
(
ときわばし
)
の方へ歩いていると、
戦役
(
せんえき
)
以来心安くしていた中野という男に逢った。
鶏
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
さがん(左岸)の例文をもっと
(2作品)
見る
“さがん”の意味
《名詞》
【左岸】:川の下流に向かって左側の岸。
【砂岩】:砂が堆積して固まったもの。
【鎖龕】:柩の蓋を締めること。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ひだりめ