“ごくらく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
極楽85.4%
極樂12.2%
天国2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いけどしぢゞいが、女色いろまよふとおもはつしやるな。たぬまご可愛かあいさも、極楽ごくらくこひしいも、これ、おなことかんがえたゞね。……
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
またんでも極樂ごくらくたしかかれるぢやとかたしんじてものは、かうときにはおどろかぬ。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
そういう天国ごくらくをみすみす指折り算えながらわれわれは死ななければならないことは、額に汗する思いなのである。
我が愛する詩人の伝記 (新字新仮名) / 室生犀星(著)