“てんこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
篆刻91.3%
天告4.3%
天国4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは表札が家不相応にしゃれた篆刻てんこくで雅号らしい名を彫り付けてあるからである。六、七年ほど前からポインター種の犬を飼っている。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
「これは、長沙の陥落と共に、良将を獲たことを祝福して、鴉が天告てんこくをもたらして来たものです。かならず何かいい事がありましょう」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
且つ又聖経バイブルの教ふるところれば天国てんこくかんとすれば是非ぜひとも小児せうにこゝろたざるべからず。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)