トップ
>
篆刻
ふりがな文庫
“篆刻”の読み方と例文
読み方
割合
てんこく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんこく
(逆引き)
父は詩をつくることと
篆刻
(
てんこく
)
が少年時代の趣味だったそうで、楠の小引出しにいろいろと彫った臘石があったのを私も憶えている。
本棚
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
それは表札が家不相応にしゃれた
篆刻
(
てんこく
)
で雅号らしい名を彫り付けてあるからである。六、七年ほど前からポインター種の犬を飼っている。
柿の種
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
ふたりの警吏は、偽筆の名人
蕭譲
(
しょうじょう
)
と、
篆刻
(
てんこく
)
の達人
金大堅
(
きんたいけん
)
でした。そのほか捕手頭には李俊、
馬麟
(
ばりん
)
、張順などが付いて行ったもの。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
篆刻(てんこく)の例文をもっと
(21作品)
見る
“篆刻”の解説
篆刻(てんこく)とは、印章を作成する行為である。中国を起源としており、主に篆書を印文に彫ることから篆刻というが、その他の書体や図章の場合もある。また金属(銅・金など)を鋳造して印章を作成する場合も篆刻という。その鋳型に彫刻を要するからである。書と彫刻が結合した工芸美術としての側面が強く、特に文人の余技としての行為を指す。現代でも中国・日本を中心に篆刻を趣味とする人は多い。
(出典:Wikipedia)
篆
漢検1級
部首:⽵
15画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“篆刻”で始まる語句
篆刻家
篆刻師
検索の候補
篆刻家
篆刻師
“篆刻”のふりがなが多い著者
宮地嘉六
小栗虫太郎
福沢諭吉
薄田泣菫
森鴎外
横光利一
永井荷風
高村光雲
長谷川時雨
夏目漱石