“きんらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
近来60.0%
近來40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近来きんらい澱粉でんぷん製造の会社が設立せられ、この球根を集めくだきそれを製しているが、白色無毒な良好澱粉が製出せられ、食用にきょうせられる。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
近来きんらい日本という国を、わが国ユー・エス・エーにとってすこぶる強大なる敵なりという宣伝を始めたが、国民大衆にはあまり消化されていない。
諜報中継局 (新字新仮名) / 海野十三(著)
かれ近來きんらいつてからとなり主人しゆじんはやし改良かいりやうするため雜木林ざふきばやしを一たん開墾かいこんしてはたけにするといふことにつたのでの一擔當たんたうした。かれちひさな身體からだである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
中西屋なかにしや結構けつかうです、近來きんらい益〻ます/\いやうです。さうだねきみ。』と兔角とかく言葉ことばすくない鈴木巡査すゞきじゆんさ贊成さんせいもとめた。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)