“きゅうよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
九曜16.7%
休養16.7%
急用16.7%
旧夭16.7%
旧様16.7%
給養16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暦日中に見るところの七曜しちよう九曜きゅうよう六曜ろくようのごときは、民間にて吉凶あるものとして伝うるところなるが、なかんずく六曜は多くの人に信ぜられておる。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)
その中六ヶ月はマウント・アソスの希臘ギリシア僧院で暮らし、もっぱ静思せいし休養きゅうようにつとめた。
足とこしほねを二つ三つたたくと、孫悟空そんごくう急用きゅうようにでかけたように、燕作のからだは鳥居のまえから見ているうちに小さくなっていった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
風前猶剰旧夭斜 風前ふうぜんあま旧夭きゅうようななめなり〕
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
science ではどうだか知らないけれども、精神界では全く同じものが二つは来ない。故にいくら旧様きゅうようを守ろうとしても、全然きゅうには復らない。
無題 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
わずか収入しゅうにゅうはは給養きゅうようにもきょうせねばならず、かれついにこの生活せいかつにはれず、断然だんぜん大学だいがくって、古郷こきょうかえった。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)