“きゅうきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
汲々87.9%
糾々6.1%
喼喼3.0%
窮々3.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一念その身の栄耀えいよう汲々きゅうきゅうとして借金賄賂わいろこれ本職たるの有様となりたれば、かの時代の志士ほど
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
けれどもそんな事にはいっこう頓着とんちゃくなく一生懸命に眼前の小利をはかることに汲々きゅうきゅうとして居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
糾々きゅうきゅう昂々こうこうとして、屈すからず、たわむ可からず、しょうす可からず、おさう可からざる者、燕王にうに当って
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
一足退すさって配合つりあいただす時はことの糸断えて余韵よいんのある如く、こころ糾々きゅうきゅう昂々こうこうも幾年の学びたる力一杯鍛いたる腕一杯の経験修錬しゅれん
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
吉兵衛様御内儀が、珠運様との縁たくば其人様の髪一筋知れぬようにぬいて、おまえの髪としっかり結びあわ喼喼きゅうきゅう如律令にょりつりょうとなえて谷川に流しすてるがよいとの事
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
隠居は窮々きゅうきゅうとして受身である。神尾は劫を仕掛けて、いよいよ有利と見える。もはや、充分に死命を制したつもりで得意になると、三たび、その手が盃に触れる。唇のところまで持って来て、
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)